株式投資をしている人なら、誰もが共感できると思う【世界一その通りにならないグラフ】
株式投資を始める前は、証券会社などのHPで目にした複利効果を表したグラフの
誰もがうらやむ美しい右肩上がりの曲線に心を躍らせました。
このグラフが投資の世界では【世界一その通りにならないグラフ】と呼ばれているようです。
複利を表したグラフとは
毎月3万円を積立て、年利5%で運用した場合のイメージのグラフです。
複利を説明する際によく使わてれているグラフですが、とてもきれいな右肩上がりです。
積立総額が700万円ほどに対して運用総額は1200万円を超えています。
毎年資産が着実に増加するように見えます。
ただ、実際は毎年増え続けるわけではありません。
年利○○%は結果でしかない
株式投資において、年利いくらで運用できたかというのは結果でしかありません。
- 毎月○○円を〇〇年間投資して、年利○○%で運用するから○○円になる。 ではなくて
- 毎月○○円を○○年間投資して○○円になったから、年利○○%で運用できた です。
先ほどのグラフは説明するのには分かりやすくていいのですが、
実際にグラフ通りに行くことは、ほとんどないでしょう。
投資を始めたばかりの時は、グラフのように増えることだけを考えてウキウキ気分で、
下落が来たら日々不安になってしまうことがあると思います。
長期投資を目指しているならば、途中経過の上げ下げを気にせず結果だけを楽しみにしたいですね。
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